空手の蹴り
空手には ”蹴り ”と ”突き ”の2つの要素がありますね。
そして、最近は、男性のみならず女性にも人気が出てきたスポーツです。
男性ならたくましく強くなれますし、女性ならシェイプアップなどのダイエットにもなります。何より護身に役立つことが人気の秘密です。
また、意外に思うかもしれませんが、空手の蹴りは、身長を伸ばす効果もあります。
蹴る時に足をピンと伸ばすことが足を長くするのにも大変役立ちます。
そんな空手の蹴りには、いくつかの種類があります。
前蹴り
空手の蹴りのうち基本的なものです。
両腕は守りの構えを取りながら、相手のみぞおち、すね、喉などを狙い、正面の相手をめがけて強く蹴り出します。
自分の身体に膝がつくように曲げ、脚をひきつけてから前に蹴り出します。
横蹴り
自分の身体が相手に垂直になるようにして、相手側に近い足を蹴り出します。
こうする立ち位置になることで、相手の攻撃をかわしやすくなり、同時に威力が出ます。
喉から下の急所を狙います。
まわし蹴り
立ち位置は相手の正面、もしくは斜めに構えた姿勢から、足を大きく伸ばし足で円を描くように振り上げ、その勢いで蹴りを入れます。
ですが、相手との間合いは出来るだけ遠くにしないと、スキができやすいので注意が必要です。
こめかみや首の裏側、背中、ももの裏などを狙います。
跳び蹴り
相手の斜め前に高く跳び上がり、すかさず蹴りを入れます。
他のものと比べ、高く跳び上がるバネと反射神経が必要です。
ポイント
蹴りを入れる時は、手は出来るだけ自分の近くに持っていき、防御の姿勢も忘れずに、足をしっかり伸ばすようにしましょう。
なお、空手は相手を一撃で倒してしまうスポーツですので、遊び半分では決して使わないようにしましょう。