松濤館流 空手・最速上達法 DVD 國分利人 刻み突き コツ

刻み突きのコツ

刻み突きは、相手の攻撃に対してけん制として主に使うことが多いですね。また、空手の試合では8割程度が相手との距離の探り合いなどで、それを知る上でもとても大切な技です。

 

 

基本的に刻み突きは、相手が攻撃を仕かけようとしてくる前に、自分から先じる技です。例えば、相手が中段逆突きを出してきたとして、それに対して同じタイミングで刻み突きを出すと、ポイントをとられることもあるので気をつける必要があります。

 

 

基本的なやり方としては、まず、左足と左拳を前にして、互いに向かい合って構えます。体重は前に出している足にかけ、上体は動かさないようにします。そして、後ろ足を前足に引き寄せて、後ろの足に体重移動させます。

 

 

次に、前足を出しながら、後ろ足から前足に体重移動して、左拳で相手の上段を狙って刻み突きを突きます。この時には完全に左足は踏み込んでいない状態です。
そして、左足を踏み込んで前屈立ちになり、それと同時に突いた拳を後ろに素早く引いて、気を抜かないで相手の反撃に備え残心をとるようにします。

 

 

刻み突きのコツはバランスです。良く相手を見て、体を上下左右に動かさないように真っ直ぐに前に移動するようにすることです。
また、突いた後も、体のバランスを保つことで、次の蹴り、突きなどの連続技に繋げられるようになります。

 

 

なお、刻み突きをフェイントに使い、攻撃につなげますが、相手にフェイントとわかってしまうと、次の攻撃が相手にわかってしまいます。したがって、相手に自分の動きが分かりにくく、連続技に繋げやすいフォームを作ることが大切と言えるでしょう。

 

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