受けの基本
空手の受けの基本が出来ていますか?
空手は常に受けから始まるとも言われるように、実際に空手での攻撃と防御は切っても切り離せない関係があり、どんな場面でも防御がしっかり出来ていれば、効果的な攻撃に転ずることが出来るのです。
したがって、良い防御を身につけることが、空手の攻防を制する大きな要素といっても過言ではなく、強くなる為には受けの技術の習得が欠かせません。
そして、主な受け技には、以下の4つがあります。
上段上げ受け
相手の突きなどを受ける瞬間に前腕を回転させて、相手の攻撃を跳ねあげます。どちらかと言えば相手の攻撃をしっかり受けるというよりも、軌道を反らすような感覚に近いです。
中段内受け
相手の蹴りや突きを前腕で下へ叩き落とす受けになり、振りかぶった前腕で下にたたき落とします。振り下ろす時に腕を半回転させながら受けると威力が増します。(松濤館流では中段外受けになります。)
中段外受け
相手からの攻撃を内側から外側へと前腕で払う受けの代表とも言えるやり方です。(松濤館流では中段内受け)
下段払い
相手の攻撃が低いところに来た場合に有効で、耳の下あたりまで振り上げた右拳を、腰を逆回転させた反動を利用して勢いよく振りおろして、相手の攻撃を払い落します。
なお、この國分利人監修の松濤館流の伝統空手で強くなる!空手・最速上達法DVDでは、攻撃の手や足の軌道、それに対しての受け側の腰・手首の使い方など素早く受けるポインを分かりやすく解説してあります。
素早く受け技ができる方法とは?